海外FX業者と信託保全の有無

副業として投資を始める上で重要となるのが、資金をしっかりと守ることです。アルバイトなどの副業であれば、仕事をした分報酬が発生をするため、お金が減る心配はありません。
勉強のために書籍を購入したり、セミナーなどに参加をすることがあっても、詐欺紛いの業者に騙されない限り大きな損をすることはないでしょう。それに対し、投資というのはどんな形であれリスクを伴うものです。

中でも、株やFXなどの投資は相場が暴落すれば想定外の損失を生み出すことが多いものです。そして、もう一つFXの大きなリスクとなるのが、業者の倒産です。

副業代わりにも有効と口コミでも評判となっている海外FXですが、選ぶ業者によっては突然倒産してしまう可能性があります。
日本の金融庁に登録をしている業者の場合、業者が倒産をした場合でも預けた資金を返してもらうことができる信託保全が付いています。
それに対し、海外FXに信託保全が付いているかどうかは、業者次第です。

海外FX業者が、どこの国で登録をしているかは、業者次第で基準が厳しい国に登録をしている業者もあれば、基準が甘い国を選び登録をしている業者もあります。

EUに加盟しているキプロス証券取引委員会やイギリスの金融監査機関、ニュージーランドの金融ライセンスなどに登録をしている業者であれば、業者が倒産をした場合でも預けた資金を守って貰える信託保全がついているので安心です。
この信託保全がない業者を選んでしまった場合は、倒産によって資産を失う可能性があると考えておく方が良いでしょう。

海外FXと聞くと、レバレッジの高さや充実したボーナス制度などのメリット、もしくは詐欺被害に遭うのではないかという危険性ばかりに目がいってしまう人は少なくありません。
勿論、業者のメリットや特徴、リスクなどを確認した上で登録する業者を選ぶことは大切です。
ただ、詐欺被害などに遭う心配がない業者を選んでも、倒産をしてしまったら元も子もありません。
それだけに、海外FXを始める前には、倒産のリスクはないか、さらに信託保全など財産を守るシステムが導入されているかなど細かいことまでしっかりと確認しておくことが大切です。

こうした情報の確認には、口コミの参考がおすすめです。
口コミを確認することによって、業者の公式サイトを見ただけでは見逃しそうな情報に気付くということは少なくありません。良い業者を選ぶことができれば、副業をするような感覚で、トレードに取り組むことができるでしょう。

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